こんにちは。再びオレンジ荘栄養士の柴田です。 この前鬼を追い払ったかと思ったら、気付けばもう桃の節句、ひな祭りです。 お料理もとても春らしくなりました! ○ ちらし寿司 ひな祭りとちらし寿司のつながりは、特に明確ないわれはないのだそうです。 でも、ちらし寿司の華やかさは、女の子のお祝いの日にぴったりです。 ○ さわらの西京焼き さわらは、魚へんに春と書き、瀬戸内では「春告げ魚」と言われ、俳句では春の季語にもなる、 というくらい春を代表する魚です。 実は、産卵前の冬場も脂のりが良く美味ということは内緒です。 ○ じゃがいもの煮物 春先から初夏にかけて収穫される「新じゃが」も春の食材です。 じゃがいもは皮の下にうまみと栄養が多く含まれています。新じゃがは皮が薄く丸ごと食べられるので、皮ごと食べるのがおすすめです。 ○ 春野菜のサラダ キャベツ・ブロッコリー・アスパラガスを使いました。野菜の緑で春らしさを感じてもらえたら…。 ○ 菜の花のすまし汁 あっさりしたすまし汁で、菜の花のほのかな苦味を活かしました。 ○ いちごロールケーキ 食後のお楽しみはいちごに登場していただきました。 いちごのビタミンCの量は果物界でもトップクラスです。7粒食べれば1日分がまかなえるくらい 豊富なビタミンCを含んでいます。 欲を申せば、もう少し安く身近な果物になってもらえたら申し分なしです。 季節の変わり目は、献立をたてているだけでも使う食材や料理に変化を感じて、季節の移り変わりを感じます。春の食材や料理は色合いが華やかで、春らしい晴れ晴れしい気持ちに自然となり、食事と季節ってつながっているなぁ、と今更ながら実感します。 季節が新しくなるワクワク感を、食事を通してお客様にも伝えたい!…と思いながら、本格的な春を迎えます。 管理栄養士 柴田 |